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気づくということ。。

ずっと独りで過ごしていたなら、 こんな寂しさを感じずにすんだのに。 二人でいた時間が、「素敵」だったから、 それだけ寂しいのだと。 寂しさが深ければ深いほど、 それがかけがえのないものだったと、 気づかせてくれた ケンカして別れたわけでもなく、 嫌いになって別れたわけでもない、 そんな別れ方もあるのだと 気づかせてくれた 気持ちをラクにしたいなら 忘れてしまえばいいのに、 って、何度も何度も思って。 それが出来なくて。 ただ、元気で笑顔でいてくれたら、って。 そのことがわからない事が苦しかった。 誰かを大切に思うことが 自分に力を与えてくれるのだと、 気づかせてくれた。 あなたを大切に想う気持ちが 自分を前に進ませてくれた。 今、出会うことができなら、 「いい意味で、変わったね」 ってきっと言ってくれるだろうな、って。

今は前に踏み出す一歩。

他の人からみたら 走っているなんていえない、 他の人からみたら 溺れているようにみえる 他の人がみたら ヨレヨレのヨタヨタ。。 フラついてみえる。 それまで自分がどれだけ やってきた、なんて 誰にもわからないだろう? だから、自分に言い聞かせるんだ 「それでも!!」って。 かっこよくみられる事より 今は一歩。 ボロボロになっていても あと一歩。 苦しいって思った時に 「本当に?」って、問いかけて 自分で「ここまで」って決めてない? 「これしか」って思い込んでない? 余計な事、考えていない? 今は、前に進む事を 前に進む事だけを。。 だから進める、 だから進みたい。 その一歩が 自分の力になるって信じて。

手のひら重ねた夢

二人手をつないで 歩く夢を見た 今ではもうかなわない、 儚い夢。 やさしい日差しの中、 丘の上の大きな樹を目指して 緑香る、芝生の上を、 そっと手を重ね合わせるようにして。 ほんの少し、 君にペースを合わせながら 気づかれないように。 気づいたら、きっと、 「自分のペースで歩いて ! ついていくから」 って。 だから、気づかれないように、 ほんの少し君が頑張れるくらいの ペースで。 ひとりで、前だけをみながら 走り続けて、 見落としてしてしまった 大切な事。 君は気づかせてくれた、 僕だけでは見る事の できなかった景色。 僕だけでは色褪せていた景色。 君が気づかせてくれた。 君が色づかせてくれた。 手のひらに感じた温かさは 今はもう感じない。 それでも、まだ 色褪せない、景色。 それは君がくれた贈り物